モンベルおばさんは誉め言葉?由来とダサ見えを防ぐ着こなし7つを徹底解説

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「モンベルおばさん」という言葉を目にして、ちょっと胸がチクッとした方もいるかもしれません。アウトドア好きが集まると必ず話題に上るこの呼び名、ネットでは「全身モンベルはダサい」なんて言われることもあって、自分のことを言われている気がして気になっている人は多いはずです。

結論から言うと、「モンベルおばさん」は決して恥ずかしい言葉ではありません。むしろ機能性を自分の頭で選び取った人への、半分はからかい・半分は親しみを込めた呼び名へと変わりつつあります。大事なのは「言葉の正体」を知ったうえで、ほんの少しの工夫で野暮ったさを消すこと。それだけで全身モンベルは一気に垢抜けます。

この記事では、焚き火を囲んでキャンプ仲間に話すような気持ちで、「モンベルおばさん」という言葉の由来から、ダサく見えてしまう原因、そして3,000円台から始められる垢抜けの着こなし術まで、まるごとお伝えします。モンベルが50年かけて積み上げてきた実力も、正直なデメリットも包み隠さず紹介します。

📌 この記事でわかること

・「モンベルおばさん」という言葉の本当の意味と広まった由来
・全身モンベルが「ダサい」と言われてしまう5つの原因
・1975年創業の機能美ブランドとしてのモンベルの実力
・3,000円台から始める、野暮ったく見えない着こなしのコツ

目次

そもそも「モンベルおばさん」とは?言葉の意味と広まった由来

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まずは言葉の正体をはっきりさせましょう。なんとなく悪口っぽい響きがありますが、由来をたどると意外な背景が見えてきます。ここを知っておくだけで、この言葉に振り回されずに済むようになります。

「モンベルおばさん」が指すのはどんな人?

「モンベルおばさん」とは、帽子からアウター、パンツ、靴に至るまで、アウトドアブランド「モンベル(mont-bell)」の製品で全身をコーディネートした中高年女性を指す、インターネット由来の言葉です。特定の誰かを指す固有名詞ではなく、「あの感じ、わかるよね」という共通イメージとして使われています。

使われる場面は、登山道ですれ違ったとき、キャンプ場やイオンモールで見かけたとき、家族で「うちのお母さんもそうだよね」と話すときなどさまざま。ポイントは「全身が同じブランド」「機能優先で色や形が地味」という2点で、そこに親しみと少しのからかいが混ざった呼び名だと考えてください。悪意一色の差別用語ではない、というのが大前提です。

発端は「モンベルおじさんの悲劇」という掲示板エピソード

この言葉が広まる引き金になったのは、ネット掲示板に投稿された「モンベルおじさんの悲劇」と呼ばれる女性版・男性版セットのエピソードでした。内容は、登山仲間と立山へ向かった際、初参加の友人が帽子から靴まで全身モンベルで登場し、休憩中に若い女性グループの「全身モンベルの人って、キモくない?」という会話を耳にしてしまい深く傷ついた、というものです。

この話が共感と笑いを呼んで拡散し、男性版の「おじさん」、女性版の「おばさん」として定着しました。つまり言葉のスタートは、本人の落ち度ではなく「全身単一ブランドが目立ってしまう」という見た目の問題だったわけです。出典が掲示板の体験談である以上、事実というより「あるある」として広まったネットミームだと押さえておきましょう。

ネガティブからポジティブへ|自ら名乗る女性が増えた理由

近年おもしろいのが、女性コミュニティの中で「モンベルおばさん」を肯定的に、親しみを込めて自称する流れが出てきていることです。きっかけは、登山やキャンプを続けるうちに「結局いちばん体がラクで長持ちするのはモンベルだった」という実感。からかいの言葉を、機能性を主体的に選び取った証として裏返して使っているのです。

背景には、後ほど詳しく触れる「ゴープコア」と呼ばれるアウトドアファッションの流行もあります。街でアウトドアウェアを着ることが普通になった今、「モンベルおばさん」のイメージも少しずつポジティブへ傾いています。注意したいのは、言葉のニュアンスは相手や場面で変わること。自虐として使うのは自由ですが、他人に投げる言葉として使うと角が立つので、その点だけは気をつけたいところです。

💡 キャンパーメモ

「モンベルおじさん/おばさん」と並んで語られるのが「ワークマンおじさん」や「ユニクロおじさん」。どれも”全身を1ブランドで固める”ことへの愛称兼ツッコミで、裏を返せばそのブランドが価格と機能で信頼されている証拠でもあります。

なぜ「ダサい」と言われてしまうのか?野暮ったく見える5つの原因

モンベルの服そのものが悪いわけではありません。問題は「着方」と「組み合わせ」に集約されます。原因がわかれば対策も立てやすいので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

全身が地味色で統一感が消える

いちばん多い原因が、地味なアースカラーや黒・グレー・ネイビーばかりを合わせて、全体がぼんやりした印象になることです。モンベルは山で目立ちすぎない落ち着いた色が多く、それを上下そろえると「制服感」「作業着感」が出てしまいます。

これは登山という用途を考えれば理にかなった色選びで、悪いのは色ではなく「同系色だけで固めた組み合わせ」のほう。とくにセールで色を選ばずに買い足していくと、気づけばクローゼットがグレー一色になりがちです。対策は後半で詳しく触れますが、差し色を1点入れるだけで印象は大きく変わります。地味色は引き算には強い反面、足し算をサボると一気に老けて見えるのが弱点です。

⚠️ ありがちな失敗

アウトレットのセール品から「安いから」と色を見ずにグレーとカーキばかり買い集めた結果、全身が同系色のっぺりコーデに。山仲間の若い子に「作業服みたいで実用一直線ですね」と笑われてしまった、という声は珍しくありません。原因は安さ優先の色選び。対策は、まず手持ちにない明るい差し色を1点だけ買い足すことです。

シルエットがゆるく、もたついて見える

2つ目は、保温と動きやすさを優先したゆとりのあるシルエットが、街では「もたつき」「野暮ったさ」に直結することです。山では中に着込む前提でややゆったり作られているため、街でジャストサイズの感覚で着ると全体が膨らんで見えます。

これも機能としては正解で、レイヤリング(重ね着)前提のサイズ設計だからこそ寒い季節に強いのです。ただ街着で1枚だけ羽織ると、その余裕が「だらしなさ」に転びやすい。対策は、街用には1サイズ落とすか、細身のパンツでメリハリをつけること。上下ともゆるいと一気に部屋着感が出るので、どこか1か所を引き締めるのがコツです。サイズ表記は店舗で試着して確かめるのがいちばん確実です。

「山ガチ装備」のまま街に出てしまう

3つ目は、レインウェアやザック、トレッキングポールといった「いかにも登山」な装備を街中でフル装備してしまうことです。機能的には文句なしでも、コンビニやスーパーでは浮いて見え、それが「全身モンベル=大げさ」というイメージを強めます。

これは道具に罪はなく、TPO(時と場所)のミスマッチが原因。低山ハイクやキャンプではむしろ正解の装備が、舞台を間違えると過剰装備に見えるだけです。対策はシンプルで、街では「山っぽい3要素(アウター・ザック・帽子)」のうち2つまでに抑えること。1点を綿のトートやスニーカーに替えるだけで、ぐっと普段着に寄ります。装備の良し悪しではなく、見せる量の調整だと考えてください。

サイズと年齢に合っていない

4つ目は、体型や年齢に対してサイズや形が合っていないケースです。大きめを選んで袖や着丈が余ると、せっかくの機能美が台無しになります。とくに「動きやすいから」と1サイズ上げる買い方は、街着では逆効果になりがちです。

モンベルはメンズ・ウィメンズで細かくサイズ展開があり、体に合うものを選べば本来とてもすっきり見えるブランドです。問題は試着せずにオンラインだけで選んでしまうこと。肩幅・着丈・袖丈が1か所でも余ると「借り物感」が出ます。対策は実店舗での試着と、迷ったら小さめを選ぶこと。年齢を重ねるほど、ジャストサイズの清潔感が見た目年齢を左右します。モンベル公式のサイズガイドも合わせて確認しておくと失敗が減ります。

ブランドごとの年齢層イメージが気になる人は、同じく「年齢高め」と語られがちなブランドの実態をまとめた記事も参考になります。

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それでも選ばれ続ける|機能美ブランド・モンベルの実力

それでも選ばれ続ける|機能美ブランド・モンベルの実力の解説画像

ここまで弱点を並べましたが、それでも多くの人が結局モンベルに戻ってくるのには理由があります。50年かけて磨かれた中身の話をしましょう。ここを知ると「全身モンベル」の見方が変わるはずです。

1975年創業、辰野勇が掲げた「Function is Beauty」

モンベルは1975年、登山家の辰野勇が28歳の誕生日に、山仲間の真崎文明・増尾幸子とともに大阪で設立した総合アウトドアメーカーです。2025年には創業50周年を迎えました。掲げる思想は「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」。飾りではなく機能から生まれる美しさを追う姿勢が、ブランドの背骨になっています。

この「機能優先」という哲学こそが、地味に見える原因であると同時に、信頼される理由でもあります。半世紀にわたり日本の山岳環境で鍛えられてきた製品は、派手さはなくても確実に仕事をする。だからこそ初心者からベテラン登山者まで幅広く支持され、結果として「みんなが着ている=全身モンベルが目立つ」という構図が生まれたわけです。創業の経緯はモンベル公式の創業者紹介ページで詳しく語られています。

ジオラインアンダーウェアの速乾・防臭・保温

モンベルの実力を象徴するのが、独自開発の高機能アンダーウェア「ジオライン」です。速乾性・防臭・保温力・ストレッチをバランスよく備え、汗をかいてもすぐ乾き、冷えと匂いを抑えてくれます。薄手のL.W.、中厚手のM.W.、厚手のEXP(エクスペディション)、夏向けのクールメッシュとラインナップが分かれているのが特徴です。

🔧 ギアスペック

商品名 ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ
メーカー モンベル(mont-bell)
価格帯 3,500円台(参考定価・最新価格は公式で要確認)
ラインナップ L.W./M.W./EXP/クールメッシュ
主な機能 速乾・防臭・保温・ストレッチ
向くシーン 登山・キャンプ・冬の普段使い・防寒インナー

使い方は幅広く、登山やキャンプの汗冷え対策はもちろん、冬の通勤や雪かきのインナーとしても活躍します。デメリットを挙げるなら、薄手は化繊特有のテカリがあり1枚で見せる服ではないこと、そして「防臭=無臭」ではないので連泊では洗濯が必要なこと。あくまで土台として優秀なインナー、と位置づけるのが正解です。

価格と耐久性のバランス|独自比較で見る立ち位置

モンベルが支持されるもうひとつの理由が、価格の良心さです。高機能でありながら、海外の人気アウトドアブランドより手が届きやすい価格帯に収まっています。下の表は、当ブログ(キャンプ&ナイフの教科書調べ)で主要ブランドのフリース・中間着クラスのおおよその価格帯を比較したものです。価格は変動するため、購入前に各公式で確認してください。

ブランド フリース等の価格帯目安 イメージ
モンベル 5,000〜8,000円程度 機能十分・手頃
海外高級系 1万〜3万円超 高機能・高価格
作業系・量販 1,500〜3,000円程度 安価・割り切り

こうして並べると、モンベルは「機能はしっかり、価格は中庸」というちょうど真ん中の立ち位置にいることがわかります。だから初心者が最初の1枚に選びやすく、ベテランも普段使いに惜しみなく使える。結果としてユーザーが増え、街でもよく見かける――この循環が「モンベルおばさん」という言葉の土台にもなっているのです。ブランドごとの格付けや立ち位置をまとめて知りたい人は、こちらも参考にしてください。

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実は街でも通用する|ゴープコアという追い風

「全身モンベルは山の中だけ」と思っていませんか。実は今、その常識のほうが古くなりつつあります。ここでは少し逆張りの視点から、モンベルが街で武器になる理由を見ていきます。

実は、アウトドア×街着はもうスタンダード

意外と知られていませんが、近年は「ゴープコア」と呼ばれる、アウトドア要素を日常着に取り入れるスタイルが定番化しています。レインジャケットやフリース、トレッキングシューズを街で着ることは、もはや珍しくもおしゃれの外れでもありません。つまり「アウトドアウェア=ダサい」という前提自体が、すでに過去のものになりつつあるのです。

この流れに乗れば、モンベルは弱点が強みに変わります。地味と言われた色味は「派手すぎない大人の落ち着き」に、もたつくシルエットは「リラックス感」に読み替えられる。要は着る人の意識次第で、同じ服が野暮ったくも今っぽくも見えるということです。ファッションの潮目が変わった今こそ、全身モンベルを引け目に感じる必要はありません。

清潔感を底上げする「誠実なモノづくり」

ゴープコアの文脈で評価されるのが、モンベルの「誠実なモノづくり」が生む清潔感です。装飾を削ぎ落とし機能に集中したデザインは、着る人を主張しすぎず、結果として身ぎれいな印象を底上げしてくれます。流行を追ったデザインより、こうしたミニマルさのほうが年齢を問わず長く使えるのも利点です。

具体的なシーンで言えば、休日のスーパーや子どもの送り迎え、近所の散歩、ちょっとしたキャンプ場併設カフェなど、肩肘張らない場面ほどモンベルの清潔感は効きます。逆に、きれいめのレストランやフォーマルな集まりには向きません。万能ではないけれど、日常の8割の場面では十分戦える――そう考えると、普段着としての完成度はかなり高いブランドです。

「全身モンベル」から「1点投入」へ切り替える

街で垢抜けたいなら、おすすめは「全身モンベル」をやめて「1点投入」に切り替えることです。トップスかアウターのどちらか1点だけモンベルにして、残りは手持ちのデニムや無地のニット、シンプルなスニーカーで組む。これだけで「機能も見た目も両取り」のコーデになります。

この方法のいいところは、いま持っているモンベルをそのまま活かせること。新しく買い足さなくても、組み合わせを変えるだけで印象が一新します。注意点は、外しに使うアイテムはなるべくシンプルなものを選ぶこと。柄物やロゴ入りで外そうとすると、かえってまとまりが消えます。引き算で外すのが、大人の垢抜けの基本です。

💡 キャンパーメモ

アウトドアブランドを街で着る流れは、パタゴニアやザ・ノース・フェイスが先導してきました。「アウトドア=ダサい」どころか、今やブランド哲学そのものが人気を集める時代。同じ視点でブランドの魅力を掘り下げた記事もあります。

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垢抜ける着こなし7つのコツ|全身モンベルでも野暮ったくならない

ここからは実践編です。難しいテクニックは不要で、ちょっとした足し算と引き算だけ。今日からできる7つのコツを、3つの見出しにまとめて紹介します。

コツ1〜3|色は3色以内・差し色を1点・上下を分ける

まず色の整理から。コツ1は「全身を3色以内に抑える」こと。ベース2色+差し色1色が基本で、色数が増えるほど散らかって見えます。コツ2は「差し色を1点だけ効かせる」こと。地味色コーデに赤や黄、青のニット帽や手袋を1点足すだけで、表情が一気に明るくなります。

コツ3は「上下を別ブランド・別色で分ける」こと。上下そろえると制服感が出るので、トップスはモンベル、ボトムスは無地デニムというように切り替えます。これらは登山にもキャンプにも応用が利き、ファミリーでもソロでも使える基本です。注意点は、差し色を2点3点と増やさないこと。効かせ色は1点だからこそ映えます。迷ったら小物(帽子・靴下・手袋)で差し色を入れるのが、失敗の少ないやり方です。

コツ4〜5|サイズはジャスト〜やや細身・足元で外す

次はシルエット。コツ4は「街用はジャスト〜やや細身を選ぶ」こと。前述のとおりモンベルは重ね着前提でゆとりがあるため、街では1サイズ落とすかウィメンズのすっきりした型を選ぶともたつきが消えます。コツ5は「足元で外す」こと。トレッキングシューズではなく白スニーカーやきれいめブーツを合わせると、一気に普段着に寄ります。

このコツは「いかにも登山」から抜け出したい人ほど効果的です。低山ハイクやキャンプではトレッキングシューズで正解ですが、街では足元を変えるだけで印象が大きく変わります。注意したいのは、細身にこだわりすぎて窮屈になること。動きやすさはモンベルの命なので、あくまで「すっきり見えるジャスト」を狙い、ピチピチは避けましょう。試着で前屈・腕上げをして突っ張らないか確認するのが確実です。

⚠️ ありがちな失敗

「動きやすいほうがいい」とアウターもインナーも1サイズ大きめで統一した結果、袖と着丈がだぶつき、いっそう野暮ったく見えてしまったという失敗もよくあります。原因はサイズの上げすぎ。対策は、保温目的でも上げるのはアウター1枚までにして、インナーはジャストを選ぶこと。試着で重ね着の状態まで確認するのが安全です。

コツ6〜7|小物に上質感を足す・髪と肌を整える

最後の仕上げ。コツ6は「小物に少しだけ上質感を足す」こと。機能一辺倒のコーデに、革のベルトやシンプルな腕時計、上質なストールを1点添えると、全体が大人っぽく締まります。アウトドア小物だけで固めず、街の小物を1点混ぜるのがポイントです。コツ7は「髪と肌の清潔感を整える」こと。服以上に、髪型と肌の手入れが見た目年齢と垢抜けを左右します。

この2つは、どんな年代・どんな体型でも効く普遍的なコツです。とくに小物の質感は、服の地味さを補って余りある効果があります。注意点は、小物も足しすぎないこと。上質な1点を効かせるのが目的で、あれもこれもと盛ると逆に雑然とします。服は引き算、仕上げは上質な足し算――この順番を意識するだけで、全身モンベルは「機能的でこざっぱりした素敵な人」に変わります。

予算別・場面別の選び方|3,000円から始める”垢抜けモンベル”

「何から買えばいい?」という人のために、予算と使う場面に分けて選び方を整理します。いきなり全部そろえる必要はありません。1枚ずつ、生活に合うものから足していきましょう。

3,000円以下|まずはジオライン1枚から

最初の1枚におすすめなのが、3,000円台で買えるジオラインの薄手(L.W.)です。インナーなので人目に触れにくく、色やシルエットで失敗する心配がほぼありません。それでいて速乾・保温・防臭の恩恵は大きく、冬の普段使いから登山まで一年中活躍します。「モンベルデビュー」の入口として、これ以上ない一枚です。

向いているのは、まだモンベルを持っていない初心者や、まずは安く機能を試したい人。キャンプの汗冷え対策、冬の通勤インナー、ソロでもファミリーでも使い回せます。注意点は、薄手は化繊のテカリがあるので見せる服ではないこと、そして1枚では真冬の寒さに足りないこと。あくまで重ね着の土台です。最新価格は変動するため、購入前にモンベル公式オンラインストアで確認してください。

5,000〜1万円|フリースとライトシェルで幅を出す

次のステップは、5,000〜8,000円程度のフリース「クリマプラス100」や、薄手のシェル類です。1枚で見せる中間着クラスなので、ここで色とサイズにこだわると一気に垢抜けます。フリースは保温力とコスパのバランスがよく、春秋の主役、冬の中間着として長いシーズン使えるのが魅力です。

向いているのは、インナーの次に「見える1枚」を整えたい人。低山ハイク、キャンプ、街の普段使いまで一着でこなせます。ここでこそ前半の着こなしのコツ(差し色・ジャストサイズ・足元で外す)が効いてきます。注意点は、フリースは火の粉に弱いので焚き火のそばでは穴が開きやすいこと。焚き火メインの日は難燃素材の上着を重ねるか、距離を取って使いましょう。価格は変動するので公式で要確認です。

1万円以上|レインウェアで一生モノに投資する

本気で長く使うなら、1万円以上のレインウェア(防水透湿シェル)への投資が効きます。雨の登山やキャンプで体を守る生命線であり、ここをケチると寒さと濡れで一気に危険になります。モンベルは独自の防水透湿素材を手頃な価格で展開しており、海外高級ブランドより導入しやすいのが強みです。

向いているのは、登山やキャンプを続ける意思がある中級者以上。街では大げさに見えがちなので、アウトドアシーンに絞って使うのが垢抜けのコツです。注意点は、防水性能は永久ではないこと。使ううちに撥水が落ちるため、定期的な洗濯と撥水処理のメンテナンスが必要です。手入れを前提に選べば、10年単位で付き合える一生モノになります。買う前に対応シーンと自分の登山頻度を照らし合わせて選びましょう。

モンベルおばさんにまつわるよくある疑問Q&A

最後に、検索でよく出てくる素朴な疑問にまとめて答えます。気になっていたモヤモヤを、ここでスッキリさせてください。

そもそも何歳から「おばさん」扱いなの?

Q. 何歳から「モンベルおばさん」と呼ばれるの?
A. 明確な年齢の線引きはありません。この言葉は年齢そのものより「全身を1ブランドで固めた、機能優先で地味なコーデ」という見た目の特徴に対して使われます。実際、20代でも全身モンベルなら同じ印象を持たれますし、逆に60代でも着こなしが整っていれば言われません。年齢ではなく「全身単一ブランド+無頓着な組み合わせ」が呼び名の正体だと考えてください。

つまり対策も年齢に関係なく同じで、これまで紹介した「1点投入」「差し色」「ジャストサイズ」を意識すれば、何歳でも垢抜けて見えます。言葉に過敏になるより、着こなしを少し整えるほうがずっと建設的です。

男性版「モンベルおじさん」との違いは?

基本の構造は同じで、「全身モンベルが目立つ」という見た目への愛称です。違いがあるとすれば、男性版「おじさん」のほうが先に掲示板で広まり、後から女性版「おばさん」が派生したという順番くらい。どちらも悪意一色というより、「あるあるネタ」として笑いと共感を集めてきた呼び名です。

対策も男女で大きくは変わりません。色を3色以内に抑える、サイズを合わせる、足元や小物で外す――この基本はメンズでもウィメンズでも有効です。むしろ男性のほうがコーデの色数が少なくなりがちなので、差し色を1点入れる効果は大きいかもしれません。男女問わず「全身そろえすぎない」が合言葉です。

モンベルとワークマン、結局どっちがいい?

結論は「目的次第」です。ワークマンは1,500〜3,000円程度と価格が圧倒的に安く、とにかく安く機能を試したい人や、汚れる作業・釣り・雨の日に割り切って使いたい人に向きます。一方モンベルは5,000円以上と価格は上がりますが、登山に必要な耐久性・透湿性・サイズ展開の幅で一歩リードします。

使い分けの目安はこうです。週末のゆるいキャンプや街の普段使い中心ならワークマンでも十分戦えますし、本格的な登山や長く使う一着が欲しいならモンベルが安心。両者は競合というより、予算と用途で住み分けるパートナーだと考えるのが現実的です。注意点として、どちらも人気ゆえに「全身そろえると同じブランドで固まる」現象が起きやすいので、着こなしの工夫はどちらでも必要になります。

まとめ|「モンベルおばさん」はちょっとの工夫で”素敵な人”に変わる

「モンベルおばさん」は、全身モンベルで機能を優先した中高年女性を指すネット由来の言葉でした。発端は掲示板の「モンベルおじさんの悲劇」というあるあるネタで、決して本格的な悪口ではありません。むしろ近年は、機能性を自分で選び取った証として肯定的に自称する人も増えています。ダサく見えるとしたら原因は服ではなく「着方」と「組み合わせ」にあり、そこを少し整えるだけで全身モンベルは一気に垢抜けます。

この記事の要点を振り返ります。

📌 この記事のまとめ

・「モンベルおばさん」は悪口ではなく、親しみ半分のネット由来の愛称
・由来は掲示板の「モンベルおじさんの悲劇」というあるあるエピソード
・ダサく見える原因は地味色の統一・ゆるいシルエット・過剰装備・サイズ不一致
・モンベルは1975年創業、2025年で50周年の「機能美」ブランドで実力は本物
・ゴープコアの流行で、アウトドアウェアの街着はすでにスタンダード
・垢抜けの基本は「色は3色以内・差し色1点・ジャストサイズ・足元で外す」
・まずは3,000円台のジオライン1枚から始めれば失敗しにくい

最初の一歩としておすすめなのは、いま持っているモンベルを1点だけ残して、残りを手持ちのシンプルな服に置き換えてみることです。新しく買わなくても、組み合わせを変えるだけで印象は驚くほど変わります。もし新調するなら、まずはジオラインの薄手を1枚。インナーなら色やサイズで失敗しにくく、機能の良さも実感できます。

「モンベルおばさん」という言葉に引け目を感じる必要はまったくありません。機能で選ぶあなたの目は確かです。あとはほんの少しの足し算と引き算で、「全身モンベルの素敵な人」として胸を張って山にも街にも出かけましょう。なお、価格やラインナップは時期により変わるため、購入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

気まぐれにキャンプに出かけるギア好き。モーラナイフをはじめとしたアウトドアナイフのレビューや、キャンプ道具の選び方を中心に発信中。初心者でも安心して楽しめるキャンプの始め方から、ブッシュクラフト入門まで幅広くカバーしています。

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