ヌプシがダサいと言われる5つの理由|700FPの名作を垢抜けて着る7つのコツ

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「ヌプシ ダサい」と検索して、買おうか迷う手が止まっていませんか。せっかく3万円台を出すのに「他の人と被るらしい」「着ると膨らんで見えるらしい」という声を見ると、ポチる勇気がしぼんでしまいますよね。焚き火を囲んで仲間に相談された気持ちで、正直にお答えします。

結論から言うと、ヌプシ(THE NORTH FACEのヌプシジャケット)は「ダサいアイテム」ではありません。ダサく見えるのは、サイズ・色・合わせ方を外したときだけです。逆に言えば、そのコツさえ押さえれば、700フィルパワーの保温性を持つ名作ダウンを、誰でも垢抜けて着られます。

この記事では、ヌプシがダサいと言われる理由を5つに分解したうえで、1992年生まれの名作の中身、スペックで見る実力、膨張させない着こなし7つのコツ、体型・年代別の選び方、そして偽物を掴まないための相場まで、キャンプとアウトドアウェアを見続けてきた立場でまとめます。読み終わるころには、ヌプシを着る自信が戻っているはずです。

📌 この記事でわかること

・ヌプシが「ダサい」と言われる5つの本当の理由
・700フィルパワーの実力と39,050円というスペックの中身
・膨張して見えない着こなし7つのコツと体型・年代別の選び方
・偽物・転売を避けて正規品を相場で買う方法

目次

ヌプシがダサいと言われる5つの理由【まず結論】

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「ヌプシ ダサい」という評判には、なんとなくの印象ではなく、はっきりした理由があります。ここを理解すると、対策もそのまま見えてきます。大きく分けると「被り」「膨張」「時代のギャップ」「偽物イメージ」の4つに集約できます。順番に見ていきましょう。

みんなが着ている「被り」がいちばんの原因

ヌプシがダサいと言われる最大の理由は、街で見かける数の多さです。1992年の登場以来の定番で、原宿や渋谷では冬になると同じシルエットのダウンがすれ違うほど普及しました。人気が出すぎた結果、「個性が出ない」「制服みたい」と感じる人が一定数いるわけです。ただ、これは品質が悪いという話ではなく、むしろ多くの人が選ぶだけの完成度がある裏返しでもあります。被りが気になる人は、定番のブラックを外してニュートープやニュアンスカラーを選ぶ、あるいはショート丈やベストにずらすだけで印象は大きく変わります。被り回避は色とシルエットの選択でほぼ解決できる、と覚えておいてください。

ダウンのボリュームで「着膨れ」して見える

2つめの理由は、ヌプシ特有の立体的なボリューム感です。700フィルパワーのダウンをたっぷり詰めた横方向のキルティングは、保温性と引き換えに上半身を大きく見せます。とくに普段のサイズ感より大きめを選ぶと、肩が落ちて全体が四角く膨張し、いわゆる「着られている」状態になりがちです。体型を選ぶアイテムであることは正直に言っておきます。対策はシンプルで、ジャストサイズを選び、ボトムを細身でまとめて上半身のボリュームと対比させること。下半身をすっきりさせるだけで、同じヌプシでも見え方が一段引き締まります。

ミニマル流行とのギャップで「古い」と感じる人がいる

3つめは、ファッションの流行サイクルです。近年はシンプルで細身のミニマルなアウターが注目される時期があり、その文脈ではヌプシのボリュームや存在感が「ひと昔前」「ストリートすぎる」と映ることがあります。これは善し悪しではなく、好みとトレンドの位置取りの問題です。逆にオーバーサイズやY2K(2000年前後)回帰のムードのときには、ヌプシのボリュームがむしろ旬になります。流行に左右されたくないなら、奇抜なカラーより黒・ベージュ系を選んでおくと、トレンドが一周しても長く着られます。

偽物・転売のイメージが評判を下げている

4つめの理由が、偽物と転売の存在です。人気ゆえにフリマアプリやSNSにはコピー品が出回り、ロゴの縫製が雑な粗悪品を「ヌプシ」として着ている例があります。本物でないものがダサく見えるのは当然で、その印象が本家にまで「なんとなくダサい」と波及してしまうのです。ここは正規ルートで買えば避けられる問題です。後半で本物・偽物の見分け方と相場をまとめるので、中古を検討している人はそこを必ず確認してください。

💡 キャンパーメモ

実は「ダサい」と言われるアイテムほど、息の長い定番である証拠でもあります。短命の流行品は「ダサい」と話題になる前に消えていきます。30年以上売れ続けて検索されること自体が、ヌプシの完成度を物語っています。

そもそもヌプシって何?1992年生まれの名作ダウンの正体

ダサいかどうかを語る前に、ヌプシがどんな素性のダウンなのかを知っておくと、見る目が変わります。ファッションアイコンである以前に、命を守るための登山装備として生まれたモデルだからです。

名前の由来はエベレスト南西の「ヌプツェ」

ヌプシ(Nuptse)という名前は、エベレストの南西に連なる山嶺「Nuptse」が由来です。チベット語では「ヌプツェ」と読み、「ヌプ」は西、「ツェ」は峰を意味します。つまりブランドが思いつきで付けた造語ではなく、ヒマラヤの実在する山の名前を冠したモデルなのです。アウトドアの世界では、ギアに過酷なフィールドの名を付けることで「その環境に耐える」という宣言の意味を持たせます。キャンプ好きとしては、街着のダウンが標高7,000m級の山の名を背負っていると知るだけで、少し見方が変わりませんか。名前の背景を知っておくと、語れる一着になります。

「生きるか死ぬか」の登山のために開発された

ヌプシジャケットが発売されたのは1992年です。1980年代半ばから進められた、防寒着の機能を相互に高め合う「エクスペディションシステム」という開発思想の成果として登場しました。吸汗・保温・断熱・防風の機能を備え、酸素が薄く生命の危険がある「デスゾーン」に対応するアウトドアジャケットとして送り出されたのが原点です。今では街着の印象が強いですが、ルーツは本気の登山装備。だからこそ700フィルパワーの保温力や堅牢な作りが、30年経ってもオーバースペック気味に効いてくるわけです。詳しい歴史はザ・ノース・フェイス公式の30周年特設ページで確認できます。

ヒップホップから日本のストリートへ広がった

ヌプシが「ファッション」として爆発したのは、山ではなく街でした。90年代後半、ニューヨークのヒップホップシーンでWu-Tang ClanのメンバーらがヌプシをB-BOYスタイルに取り入れ、ストリートのアイコンになります。やがてミレニアム前後には日本のストリートにも浸透し、防寒着の枠を超えたカルチャーアイテムになりました。「ダサい」と「おしゃれ」の評価が割れるのは、登山由来の機能美とストリートの文脈という二つの顔を持つからこそ。この背景を踏まえると、着こなし次第でどちらにも転ぶ理由が腑に落ちます。アウトドアブランドの位置づけが気になる人は、こちらの記事も参考になります。

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📌 押さえておきたいポイント

ヌプシは「街着のファッション」と「本気の登山装備」という二つの顔を持つ稀有なモデルです。この成り立ちを知っておくと、着こなし次第でおしゃれにもダサくも転ぶ理由が腑に落ちます。

700フィルパワーの実力|スペックで見るヌプシの中身

700フィルパワーの実力|スペックで見るヌプシの中身の解説画像

「ダサい」という見た目の議論から少し離れて、ヌプシが道具としてどれだけ優秀かを数値で確認しましょう。スペックを知ると、価格の納得感がまるで変わります。

🔧 ギアスペック

商品名 ヌプシジャケット(ND92555)
メーカー THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
価格 39,050円(税込)
フィルパワー 700FP
重量 Lサイズ 約590g
素材・特徴 40デニール リップストップナイロン(はっ水加工)/GreenRecycled CLEANDOWN(ダウン80%・フェザー20%)

700フィルパワーのクリーンダウンで真冬も戦える

ヌプシジャケットの中わたは、700フィルパワーの「GreenRecycled CLEANDOWN」です。ダウン80%・フェザー20%の構成で、フィルパワーが高いほど少ない量で多くの空気を含み、軽くて暖かくなります。700という数値は、街着のダウンとしては十分にハイクラスで、真冬の通勤からキャンプの朝晩の冷え込みまで対応できる保温力です。しかもリサイクルダウンを使っており、環境負荷に配慮した素材選びになっているのも今らしいポイント。注意点を挙げるなら、ダウンは水濡れと圧縮に弱いこと。雨の日はレインウェアを重ねる、保管時は圧縮袋に長期間入れっぱなしにしない、といったケアで保温力を長持ちさせられます。

表地40デニール・約590gの軽さと丈夫さの両立

表地には40デニールのリップストップナイロンが使われ、はっ水加工が施されています。リップストップは格子状に補強糸を織り込んだ生地で、引っかけても破れが広がりにくいのが特長。焚き火の火の粉には弱いので近づけすぎは禁物ですが、薪運びや藪での多少の擦れには耐えてくれます。重量はLサイズで約590gと、ボリュームのある見た目のわりに軽量です。ペットボトル1本ほどの重さで真冬を越せると考えると、登山由来の機能性が効いているのが分かります。普段使いでも肩が凝りにくく、旅行で羽織りっぱなしにしても負担が少ないのは、この軽さあってこそです。

39,050円は高い?耐久性で考えるコスパ

ヌプシジャケットの価格は39,050円(税込)です。ダウン1着としては安くありませんが、価格はザ・ノース・フェイス公式ストアでも同額で、ブランドとして値崩れしにくいのが実情です。ここで効いてくるのが耐久性。登山装備の血を引く堅牢な作りで、数年で着潰れるファストファッションのダウンとは寿命が違います。仮に5年着れば1年あたり8,000円弱、10年なら4,000円弱。リセールバリュー(中古でも値が付きやすさ)も高いため、飽きたら売るという出口もあります。安物のダウンを2〜3年ごとに買い替えることを思えば、長く着るほど割安になる一着です。

メリット デメリット
700FPで真冬も暖かい
約590gと軽量
値崩れせずリセールも強い
登山由来の高耐久
ボリュームで着膨れしやすい
人気ゆえ周囲と被る
水濡れ・火の粉に弱い
偽物が出回っている

「ダサい」を「おしゃれ」に変える着こなし7つのコツ

ここからが本題です。ヌプシがダサく見えるか垢抜けるかは、ほぼ着こなしで決まります。難しいテクニックは不要で、押さえるべきは7つだけ。順に取り入れてみてください。

サイズはジャストで選ぶのが大前提

最初にして最重要のコツが、ジャストサイズを選ぶことです。ヌプシはただでさえボリュームがあるので、大きめを選ぶと肩が落ちて全身が四角く膨張し、一気にダサ見えします。試着して、肩の縫い目が自分の肩の位置に合い、袖が手の甲に少しかかるくらいがベスト。中に着込むことを想定して1サイズ上げる人がいますが、700FPのダウンは薄手のニット1枚を中に入れる前提で十分暖かいので、基本はジャストで問題ありません。オンラインで買うなら、肩幅と着丈の実寸を必ず確認しましょう。サイズ選びを外すと、他の6つのコツが全て台無しになるほど影響が大きいポイントです。

色はブラック・ニュートラルから入ると失敗しない

2つめは色選びです。被りや派手さが気になるなら、まずはブラックやニュートープ(グレージュ系)など、肌なじみと服合わせの良い色から入るのが鉄則。原色やビビッドカラーは存在感が強く、コーデ全体が「ヌプシだけ浮く」状態になりがちです。落ち着いた色なら、上半身のボリュームが悪目立ちせず、ボリューム=防寒のための機能として自然に見えます。被りが心配な人は、定番の黒を避けてニュアンスカラーにずらすと、人と差をつけつつ着回しも効きます。1着目は無難な色、2着目で遊ぶ、という順番がおすすめです。

細身ボトムでYラインを作って引き締める

3つめは全体のシルエット設計です。上半身がボリュームのあるヌプシなら、ボトムは細身でまとめて上が大きく下が細い「Yライン」を作るのが王道。スキニーやテーパードパンツ、すっきりしたスラックスを合わせると、ヌプシのボリュームが「だらしない」ではなく「メリハリ」に変わります。逆にワイドパンツを合わせると上下ともボリュームが出て、寸胴で着膨れした印象になりがちです。どうしてもワイドを合わせたいときは、足元を細くするか丈を短めにして抜け感を作りましょう。シルエットの引き算ができると、同じヌプシでもスタイルが良く見えます。

足元と小物で「重さ」を抜く

4つめは足元と小物です。ヌプシは上半身が重くなるぶん、足元を軽くすると全体のバランスが整います。ボリュームスニーカーよりは、すっきりしたローテクスニーカーやレザーシューズ、革靴系を合わせると大人っぽくまとまります。さらにニット帽やマフラー、レザーグローブなど小物で視線を分散させると、ヌプシ単体の主張が和らぎます。逆にやりがちな失敗が、上下も足元も全部ボリュームを盛ってしまうこと。引き算の発想で、どこか一箇所を軽くするだけで垢抜けます。同じ「ダサ見え」を防ぐ着こなしの考え方は、他のアウトドアブランドでも共通します。

📌 着こなしで覚えておきたい優先順位

迷ったら「①ジャストサイズ→②落ち着いた色→③細身ボトムでYライン→④足元・小物で軽さを出す」の順で整えれば、ヌプシは確実に垢抜けます。最優先はサイズ。ここを外すと他のコツが効きません。

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体型・年代別|膨張して見えない選び方とサイズの正解

着こなしの基本を押さえたら、次は自分の体型と年代に合わせた微調整です。同じヌプシでも、誰が着るかで最適解が変わります。逆張りな視点も交えてお伝えします。

がっちり体型・細身体型それぞれの正解

体型別に見ると、選ぶべきサイズと丈が変わります。がっちりした体型の人は、ヌプシのボリュームが加わると上半身がさらに大きく見えるため、あえてジャストかややコンパクトに着て、暗めの色で引き締めるのが正解。逆に細身の人は、ボリュームが華奢さをカバーしてくれるので、ヌプシと相性が良い体型です。ただし細身の人がオーバーサイズを選ぶと服に着られてしまうので、こちらもジャスト基準。身長が低めの人は、レギュラー丈だと重心が下がって見えるため、後述するショート丈やベストを検討すると脚長効果が出ます。自分の体型の「盛れる方向・隠したい方向」を意識して選べば、膨張は怖くありません。

20代・30〜40代・50代の似合わせ方

年代別の使い分けも押さえておきましょう。20代はストリート寄りに、原色やオーバーサイズで遊んでも勢いで着こなせます。30〜40代は、黒やニュートープのジャストサイズを選び、スラックスや革靴と合わせて「きれいめ×ヌプシ」にすると、こなれて見えます。50代は、ボリュームを抑えたい場合はベストやショート丈を選ぶか、上質なボトムと合わせて全体の格を上げるのがコツ。年齢が上がるほど「ジャストサイズ・落ち着いた色・きれいめ合わせ」の3点を守ると、ヌプシが子どもっぽくならず長く似合います。どの年代でも共通するのは、サイズと色を外さないことです。年代を理由に諦める必要はありません。

ショート丈・ベスト・US版という逃げ道

意外と知られていないのですが、ヌプシは1種類ではありません。レギュラー丈で膨張が気になるなら、腰上で切れるショート丈、袖のボリュームをなくしたベスト、さらにシルエットの異なる海外(US)展開モデルなど、選択肢が複数あります。被りや着膨れが気になる人ほど、定番のレギュラー丈にこだわらず「ずらす」のが賢い手。ベストならインナーで体型を調整でき、ショート丈なら脚長効果でスタイルアップが狙えます。どれを選ぶか迷ったら、自分が一番気にしているダサ見え要因(被り・膨張・古さ)を1つに絞り、それを解消するモデルを選ぶと失敗しません。「ヌプシ=あの定番のかたち」という思い込みを外すだけで、選択肢はぐっと広がります。

レギュラー丈が向く人 ショート丈・ベストが向く人
真冬の防寒を最優先したい
定番の王道シルエットが好き
細身〜標準体型でボリュームを活かせる
着膨れ・寸胴が気になる
身長低めで脚長に見せたい
被りを避けて差をつけたい(当ブログ調べ)

ヌプシで失敗した人のリアルな後悔と対策

買ってから「やっぱりダサく見えた」と後悔する人には、共通のパターンがあります。先に失敗例を知っておけば、同じ落とし穴は避けられます。原因と対策をセットで紹介します。

失敗例「大きめを買ったら着膨れした」の対策

もっとも多い後悔が、サイズ選びの失敗です。「冬は中に着込むから」と普段より1〜2サイズ上げて買った結果、肩が落ちて全身が四角く膨張し、鏡を見るたびに着膨れが気になる、というケース。原因は、ヌプシのボリュームを計算に入れず、薄手のインナー前提で考えなかったことです。対策は明確で、試着してジャストサイズを選ぶこと。700FPのダウンは中にニット1枚で十分暖かいので、サイズアップは基本不要です。すでに大きめを買ってしまった場合は、細身ボトムと暗い色のインナーで縦のラインを強調し、足元を軽くすれば、膨張感をかなり抑えられます。サイズは後から直せないので、購入前の試着がいちばんの保険です。

洗濯でダウンが片寄って保温力が落ちた

2つめの失敗は、お手入れの誤りです。ヌプシを普通に洗濯機で洗って乾燥させた結果、ダウンが一箇所に片寄って、スカスカの部分ができてしまった、という後悔があります。ダウンは水濡れと乱暴な扱いに弱く、濡れたまま放置したり高温で急激に乾かしたりすると、羽毛がダマになって保温力が落ちます。対策は、ダウン用の中性洗剤で優しく洗い、乾燥はテニスボールなどを一緒に入れて低温でゆっくり、こまめに偏りをほぐすこと。自信がなければクリーニング店のダウン専用コースに任せるのが安全です。正しく手入れすれば、700FPの暖かさは何シーズンも持続します。雑に扱うとダサ見え以前に防寒着として機能しなくなる、と覚えておきましょう。

真冬以外で着て「季節外れ」に見えた

3つめは、着る季節を外した失敗です。ヌプシは本気の防寒着なので、秋口や春先のまだ暖かい日に着ると、明らかにオーバースペックで「季節を読めていない」印象になります。気温が高い時期にモコモコのダウンを着ていると、暑苦しく重たく見えてしまうのです。対策は、目安として最高気温が10℃を下回る真冬を中心に投入すること。中間期はベストや薄手の中綿に切り替えると自然です。アウトドアでも同じで、夏キャンプにヌプシは不要、晩秋から冬の朝晩の冷え込み対策として真価を発揮します。「暖かいから」と無理に長期間着回すより、出番を真冬に絞ったほうが、結果的に格好良く見えます。

⚠️ 焚き火に近づけるときの注意

ヌプシの表地はナイロンで、焚き火の火の粉が当たると簡単に穴が開きます。穴からダウンが吹き出すと保温力も見た目も台無しです。焚き火のそばでは難燃素材のウェアを羽織るか、火の粉の届かない距離を保ちましょう。

ヌプシはダサいのか?買う前に知るべき本物・偽物と相場

最後に、ヌプシをダサく見せないために避けて通れない「本物選び」の話です。せっかくの名作も、偽物や粗悪な中古ではダサ見えします。相場と見分け方を押さえましょう。

Q. 中古のヌプシは買っても大丈夫?
A. 正規品と確認できれば問題ありません。ただし定価39,050円を大きく下回る出品は偽物や訳ありの可能性が高く、品番・タグ・ロゴの刺繍精度を写真で確認できないものは避けるのが無難です。自信がなければ正規店の新品が結局いちばん安全です。

失敗例「フリマで偽物を掴んだ」を防ぐ見分け方

中古で起きやすい失敗が、偽物を掴むことです。「定価より安い」とフリマアプリで買ったら、ロゴの刺繍がガタついていたり、ファスナーの動きが渋かったり、ダウンの膨らみが明らかに乏しかったり、という粗悪品だった、というケースが後を絶ちません。本物でないヌプシは、縫製やシルエットが崩れているため、どう着てもダサく見えます。対策は、相場より極端に安い出品を疑うこと、品番(ND92555など)やタグ、ロゴの刺繍精度を写真で確認すること、そして可能なら正規店で実物の質感を一度見ておくことです。判断に自信がなければ、中古ではなく正規ルートで新品を買うのが結局いちばん安全で安上がりです。

定価39,050円と中古相場の考え方

価格の基準を持っておくと、偽物や高すぎる転売を避けられます。ヌプシジャケットの定価は39,050円(税込)で、人気色やシーズン限定カラーは品薄になると定価以上のプレミア価格で取引されることもあります。逆に、新品同様で定価を大きく下回る出品は、偽物か訳ありを疑う材料になります。最新の正確な価格やカラー展開はザ・ノース・フェイス公式ストアで確認するのが確実です。中古を狙うなら、定価を基準に「これより極端に高くも安くもない」価格帯を目安にすると、相場観を外しません。価格を知らずに買うのが、いちばんの失敗のもとです。

どこで買う?正規店で買う安心感

結論として、ヌプシを「ダサくなく」手に入れたいなら、正規店または正規取扱いのオンラインストアで買うのが一番です。ザ・ノース・フェイス直営店やゴールドウインの公式ストア、正規取扱いの百貨店・専門店なら、偽物の心配がなく、サイズ交換や保証の対応も受けられます。試着できる実店舗なら、前述のジャストサイズ選びも確実にできます。少し高く感じても、偽物を掴んで着られなくなるリスクや、サイズを外して着膨れする後悔を考えれば、正規ルートの安心料は十分に元が取れます。長く着られて、リセールも効く一着だからこそ、入り口は正規品から。ここを外さなければ、ヌプシは何年も付き合える相棒になります。ダサ見えを防ぐ着こなしの考え方は、他ブランドのアウターにも応用できます。

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まとめ|ヌプシがダサいかは「着方」で決まる

ここまで読んでいただければ、もう迷いはないはずです。ヌプシがダサいと言われるのは、アイテムそのものの問題ではなく、被り・膨張・時代のギャップ・偽物イメージという4つの要因に対して、対策を知らずに着ているからです。逆に言えば、サイズ・色・シルエットを整えるだけで、700フィルパワーの名作ダウンは誰でも垢抜けて着られます。1992年にエベレストの山名を背負って生まれた本気の登山装備が、街でこれだけ愛され続けているのは、ダサいどころか完成度が高い証拠です。

最後に、ヌプシをダサく見せないための要点をまとめます。

  • ダサく見える原因は「被り・着膨れ・流行ギャップ・偽物」の4つ
  • サイズは中に着込む前提でも基本ジャストを選ぶ
  • 色はブラックやニュートープなど落ち着いた色から入る
  • 細身ボトムでYラインを作り、足元と小物で重さを抜く
  • 体型・年代に応じてショート丈・ベスト・US版も検討する
  • 700FP・約590g・40D表地で、真冬も軽く暖かい高耐久ダウン
  • 定価39,050円を基準に、偽物・転売を避けて正規店で買う

最初の一歩は、ネットの口コミで判断する前に、正規店で実物を試着してみることです。ジャストサイズを鏡で確かめれば、「ダサい」という評判が着方次第だったと実感できるはずです。気に入った一着を見つけて、寒い季節のキャンプも街歩きも、暖かく楽しんでください。

※価格・スペック・カラー展開は変動する場合があります。最新情報はザ・ノース・フェイス公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

気まぐれにキャンプに出かけるギア好き。モーラナイフをはじめとしたアウトドアナイフのレビューや、キャンプ道具の選び方を中心に発信中。初心者でも安心して楽しめるキャンプの始め方から、ブッシュクラフト入門まで幅広くカバーしています。

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