ソフトクーラー最強はどれ?保冷力で選ぶおすすめ7選を価格・容量で徹底比較

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「ソフトクーラー最強はどれ?」と検索したあなたは、きっと氷がすぐ溶けてしまった経験があるか、ハードクーラーの大きさと重さに困っているのではないでしょうか。畳めて軽いソフトクーラーは魅力的だけれど、本当に1泊2日の食材を冷たく保てるのか、不安になりますよね。

結論から言うと、近年のソフトクーラーは断熱材の進化で「ハード超え」と呼ばれるモデルまで登場し、使い方さえ押さえれば真夏のキャンプでも氷を1日以上キープできます。ただし価格は7,560円から38,500円前後まで開きがあり、容量や保冷力の差も大きいので、選び方を間違えると後悔します。

この記事では、AOクーラーズやYETIといった保冷力上位モデルから、1万円前後の実力派、ソロ向けの小型モデルまで、実勢価格・容量・断熱構造を数値で並べて7モデルを徹底比較します。さらに保冷力を2倍引き出す使い方まで、焚き火を囲んで仲間に教えるつもりでお伝えします。

📌 この記事でわかること

・ソフトクーラーがハードに勝てる場面と勝てない場面
・保冷力を決める「断熱材・素材・容量」3つの数字の見方
・7,560円〜38,500円のおすすめ7モデルを価格・容量・保冷力で比較
・氷を長持ちさせる予冷・保冷剤・パッキングの具体的なコツ

目次

ソフトクーラー最強はハードクーラーに勝てるのか?まず知る基礎

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ソフトクーラー選びで一番もやもやするのが「結局ハードのほうが冷えるんじゃないの?」という疑問だと思います。ここを最初にスッキリさせておくと、このあとのモデル選びが一気にラクになります。ソフトとハードはそもそも得意分野が違う道具なので、優劣ではなく適材適所で考えるのがコツです。

結論|保冷力だけならハードが上、でも“最強”の答えは使い方で変わる

純粋な保冷時間で比べると、真空パネルを6面に配置したハードクーラーは氷を1週間以上キープするモデルもあり、ソフトでは原理的に追いつけません。一方でソフトクーラーは、断熱材の厚みが20mmを超える上位モデルなら真夏でも氷を24時間前後保持でき、1泊2日のキャンプなら十分に戦えます。日帰りや1泊が中心のソロ・ファミリーにとっては、軽さと収納性を含めた総合力で「ソフトが最強」という結論になる人が多いです。連泊や真夏の長時間放置が前提ならハードを選ぶ、という線引きで考えてください。

ソフトが選ばれる理由|畳めて軽い、車に積みやすい

ソフトクーラーの最大の武器は、使わないときにペタンと畳める収納性です。20Lクラスでも重量は1.4〜1.5kg程度と、同容量のハードクーラーの半分以下が一般的で、肩掛けや背負いで運べます。オフシーズンはクローゼットの隙間に立てて仕舞えるので、マンション住まいのキャンパーにも向いています。車載でも柔らかい形状が効いて、荷物の隙間に押し込めるのが地味に便利です。買い物帰りのデイリー使いから、ソロのデイキャンプ、ピクニックまで、出番の幅が広いのがソフトの魅力です。

正直に言うソフトの弱点|長期連泊と炎天下の置きっぱなし

正直にデメリットも伝えておきます。ソフトクーラーは布製の本体が熱を通しやすく、直射日光が当たる炎天下に長時間置くと保冷力が一気に落ちます。2泊3日以上の連泊や、クーラーを日陰に移せない環境では氷の補充が前提になります。また、上に重い荷物を載せると変形して中身が潰れること、ハードのように椅子やテーブル代わりにできないことも頭に入れておきましょう。畳める手軽さの裏返しとして、堅牢さは犠牲になっていると考えてください。

💡 キャンパーメモ

折りたためるギアで荷物をコンパクトにまとめたいなら、ソフトクーラーと一緒に収納全体を見直すのがおすすめです。下の記事で収納ギアの選び方をまとめています。

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保冷力を決める3つの数字|断熱材・素材・容量で見抜く選び方

カタログの「保冷力抜群」という言葉だけで選ぶと失敗します。ソフトクーラーの実力は「断熱材の厚み」「生地の素材」「容量」という3つの数字でほぼ見抜けます。ここを押さえれば、店頭やネットのスペック表だけで保冷力の当たり外れを判断できるようになります。

断熱材の厚みは20mm以上が一つの目安

保冷力に最も直結するのが断熱材の厚みです。100均や格安の保冷バッグはアルミ蒸着シート1枚で断熱材がほぼ無く、氷は数時間しか持ちません。一方でキャンプ用の本格モデルは発泡ポリエチレンフォームを20〜30mm入れており、DODのソフトくらおシリーズは30mm、AOクーラーズは約2.1cmの断熱層を持ちます。目安として「断熱材20mm以上」を一つの基準にすると、真夏でも半日〜1日は氷をキープできるモデルを選べます。スペックに厚みの記載がない製品は、保冷力を期待しないほうが無難です。

生地素材で変わる耐久性とお手入れのしやすさ

外装と内側のライナー素材も見ておきましょう。外装はキャンバス生地、ポリエステル、TPU(熱可塑性ポリウレタン)コーティング生地などがあり、TPU系は防水性と耐久性が高く、岩場や砂浜でも傷みにくいのが特徴です。内側のライナーはTPUや抗菌素材だと、汁漏れや結露をサッと拭けて衛生的に使えます。コールマンのアルティメイトアイスクーラーIIは抗菌ライナーが取り外して丸洗いできる設計で、食材を入れる道具として安心感があります。安価なモデルは内側が拭きにくく、ニオイが残りやすい点に注意してください。

容量は「中身+同量以上の氷」を入れられるかで選ぶ

容量はつい中身の量だけで決めがちですが、保冷力を出すには中身と同量〜2倍の氷や保冷剤を入れる前提でサイズを選ぶのが正解です。500mlペットボトルを10本冷やしたいなら、ボトル分に加えて氷のスペースが要るので20Lクラスが安心です。ソロなら10〜15L、2〜3人のファミリーやグループなら20〜25Lが目安になります。容量ギリギリで詰め込むと氷を入れる余地がなくなり、結局すぐ溶けてしまうので、ワンサイズ上を選ぶくらいがちょうど良いです。

📌 押さえておきたいポイント

「断熱材20mm以上・TPUなど拭ける素材・中身の2倍の氷が入る容量」。この3条件を満たすモデルなら、真夏の1泊キャンプでも氷をしっかりキープできます。逆に1つでも欠けると保冷力は大きく落ちます。

価格・容量・保冷力を一覧で比較|7モデルのスペック早見表

価格・容量・保冷力を一覧で比較|7モデルのスペック早見表の解説画像

ここからは具体的なモデル選びです。まずは今回紹介する7モデルのスペックを一覧で並べました。価格・容量・断熱の特徴を横並びで見ると、自分の予算と使い方にどれが合うかが見えてきます。数値は2026年6月時点で各メーカー公式・価格比較サイトで確認した実勢価格をもとにしています。

7モデルのスペック比較表(キャンプ&ナイフの教科書調べ)

下の表は、保冷力で評価される7モデルを価格の安い順に並べたものです。価格は変動するため、購入前に各公式サイトでの確認をおすすめします。

モデル 容量 実勢価格 特徴
DOD ソフトくらこ(10) 10L 約4,000円前後 30mm断熱・ソロ向け
DOD ソフトくらお(23) 23L 約7,560円 30mm断熱・コスパ良好
コールマン アルティメイトII 25L 8,250円 約42時間保冷・丸洗い可
サーモス REF-020 20L 約11,600円 5層断熱・折りたたみ
ロゴス ハイパー氷点下クーラーL 20L 13,750円 専用パックでアイス保存可
AOクーラーズ 24パック 約23L 約14,000円前後 2.1cm断熱・氷約24時間
YETI Hopper Flip 12 約13L 約38,500円前後 完全防水・ColdCell断熱

価格帯で見る3つのグループ

表を眺めると、ソフトクーラーは大きく3つの価格帯に分かれます。1万円以下のコスパ層(DODソフトくらこ・くらお、コールマン)、1〜1.5万円の実力派層(サーモス、ロゴス、AOクーラーズ)、そして2万円超の高級層(YETI)です。保冷力は価格におおむね比例しますが、コールマンのように8,250円で約42時間をうたうコスパの良いモデルもあり、価格が全てではありません。まずは予算の上限を決め、その中で容量と保冷力のバランスが取れたモデルを選ぶのが失敗しないコツです。

失敗例|容量だけで選んで氷がすぐ溶けた

よくある失敗が「大は小を兼ねる」と大容量を選んだのに、中身が少なくて氷がすぐ溶けたケースです。25Lのクーラーに飲み物を数本だけ入れると、内部の空気の体積が大きく、その空気を冷やすために氷が一気に溶けてしまいます。原因はエアスペース(隙間)の冷却に氷を使ってしまうこと。対策は、中身に対して大きすぎない容量を選ぶか、隙間にタオルや新聞紙、追加の保冷剤を詰めて空気の層を減らすことです。容量は「少し余裕」程度に留めるのが正解です。

⚠️ 価格チェックの注意点

この表の価格は2026年6月時点の実勢価格です。並行輸入品やセール、円相場で大きく動くため、特にAOクーラーズやYETIなど海外ブランドは購入前に必ず最新価格を確認してください。

ハード超えと噂の上位3モデル|本気の保冷力で選ぶ

「とにかく保冷力が高いモデルが欲しい」という人に向けて、上位3モデルを掘り下げます。いずれも分厚い断熱材や独自構造で、ソフトながら真夏でも氷を長時間キープできると評価されているモデルです。価格は上がりますが、その分の見返りがあります。

AOクーラーズ 24パック|断熱2.1cm・49℃で氷約24時間

ソフトクーラー最強候補の筆頭が、テキサス発のAOクーラーズです。24パックモデルは約23Lで、高密度ポリエチレンフォーム1.9cmを含む合計約2.1cmの断熱層を持ち、外気49℃の環境でも氷を約24時間キープするとされています。重量は約1.36〜1.5kgと20Lクラスとしては標準的で、TPUライナーは汁汚れを拭き取りやすく衛生的です。5年保証が付くので長く使える点も安心材料。デメリットは並行輸入品が多く価格が変動しやすいこと、無骨なデザインの好みが分かれることです。1泊2日のキャンプで保冷力を最優先するなら有力な選択肢です。

🔧 ギアスペック
商品名24パック キャンバス
メーカーAOクーラーズ
価格帯約14,000円前後
容量/重量約23L/約1,360〜1,500g
断熱厚約2.1cm(フォーム1.9cm)
素材・特徴TPUライナー+キャンバス/5年保証

YETI Hopper Flip 12|水漏れゼロのColdCell断熱

価格を度外視して品質で選ぶなら、YETIのHopper Flip 12が頂点クラスです。約13L(缶12本+氷)で重量約1.4kg、独自のColdCell断熱と、100%水漏れしないHydroLokジッパー、パンクや紫外線に強いDryHide Shellを備えます。逆さにしても水がこぼれない密閉性は他の追随を許さず、釣りやボートなど水辺のハードな環境でも安心です。実勢価格は約38,500円前後と高価で、容量のわりに価格が突出するのが最大のデメリット。それでも一生モノとして長く使いたい人や、完全防水を求める人には十分な価値があります。

🔧 ギアスペック
商品名Hopper Flip 12
メーカーYETI
価格帯約38,500円前後
容量/重量約13L/約1.4kg
サイズ高さ約29×幅32×奥行25.4cm
素材・特徴ColdCell断熱/HydroLok完全防水ジッパー

コールマン アルティメイトアイスクーラーII 25L|8,250円で約42時間

コスパと保冷力を両立した万能型がコールマンのアルティメイトアイスクーラーIIです。容量25Lで500mlペットボトルが約20本入り、メーカーは約42時間の保冷をうたいます。価格は8,250円(税込)と1万円を切り、上位モデルに迫る保冷時間を実現しているのが強み。耐水圧25,000mmで雨に強く、抗菌ライナーを取り外して丸洗いできる衛生面の配慮もファミリー向きです。デメリットは25Lで容量が大きめなので、ソロには持て余すこと。家族やグループでのデイキャンプ・BBQに最適な一台です。

逆張り|“ハード超え”の数字を鵜呑みにしない

意外と知られていないのですが、各社がうたう「氷○○時間」「ハード超え」という数字は、外気温やクーラーを開ける回数を一定にした理想条件での測定値です。実際のキャンプでは飲み物を取り出すたびに冷気が逃げ、炎天下では断熱材の性能も落ちるため、カタログの半分程度に見積もっておくのが現実的です。つまり「48時間保冷」のモデルでも、現場では1泊2日が安心ラインと考えるべき。数字の大小だけで競うより、自分の使い方で必要な時間を満たせるかで判断するのが賢い選び方です。

ソフトクーラー最強コスパは1万円前後|実力派3モデル

ソフトクーラー最強コスパは1万円前後|実力派3モデルの解説画像

「上位モデルは魅力的だけど予算は1万円台に抑えたい」という人が一番多いはずです。ここでは価格と保冷力のバランスが良い、実力派の3モデルを紹介します。いずれも本格的な断熱構造を持ち、普段使いからキャンプまで幅広くこなせるモデルです。

ロゴス ハイパー氷点下クーラーL|13,750円・専用パックで氷長持ち

日本のキャンプシーンで定番なのが、ロゴスのハイパー氷点下クーラーです。Lサイズは容量20L、重量1.5kgで、価格は13,750円(税込)。専用の保冷剤「氷点下パックGT-16℃」と併用すると、アイスクリームを約11時間保存できるほどの保冷力を発揮します。表面は太陽光を反射するメタルシルバーで、瓶類を守るシェルプロテクト構造も備えます。デメリットは専用保冷剤を別途用意しないと真価を発揮しにくいこと。クーラー本体と保冷剤をセットで揃える前提で考えると、保冷力に妥協したくない人に向いています。

🔧 ギアスペック
商品名ハイパー氷点下クーラーL
メーカーロゴス(LOGOS)
価格13,750円(税込)
容量/重量20L/1.5kg
保冷目安専用パック併用でアイス約11時間
素材・特徴シェルプロテクト構造/メタルシルバー

サーモス ソフトクーラー REF-020|5層断熱アイソテックの20L

魔法びんで知られるサーモスのREF-020は、容量約20Lで500mlペットボトルが19本入る使い勝手の良いモデルです。複数の材質を組み合わせた「アイソテック5層断熱構造」で冷たさをキープし、実勢価格は約11,600円。フロントにメッシュポケットが付き、保冷剤や小物を分けて収納できます。使わないときは折りたたんで薄くできるので収納場所にも困りません。デメリットは上位モデルほどの長時間保冷ではないこと。デイキャンプや買い物、日帰りレジャーで「軽くて畳めて、しっかり冷える」バランス型を求める人にぴったりです。

DOD ソフトくらお(23)|7,560円・30mm断熱のコスパ番長

コスパを重視するならDODのソフトくらお(23)が筆頭です。容量23Lで30mmの分厚い発泡ポリエチレンフォームを採用し、実勢価格は約7,560円(税込)と1万円を大きく下回ります。1泊キャンプや小規模BBQにちょうど良いサイズ感で、価格のわりに断熱材がしっかり入っているのが評価点。タンとブラックのカラーでテントサイトにもなじみます。デメリットは上位ブランドほどの完全防水性やジッパーの密閉度はないこと。「初めての本格ソフトクーラーをなるべく安く」という人の最初の一台として手堅い選択です。

⚠️ 失敗例|安さだけで選んで水漏れした

「とにかく安いソフトクーラーでいい」と断熱材の薄い保冷バッグを選び、溶けた氷の水がジッパーから漏れて車のシートを濡らした、という失敗はよくあります。原因は止水ジッパーや防水ライナーがないこと。氷をそのまま入れるなら、防水性のある内側ライナーと、できれば止水ジッパーのモデルを選ぶか、氷は袋に入れて使いましょう。

容量とシーンで選ぶ|ソロ・ファミリー・ULの使い分け

保冷力やブランドだけでなく、自分のキャンプスタイルに合った容量を選ぶことが満足度を左右します。ここではソロ、ファミリー、軽量重視のUL(ウルトラライト)という3つのシーン別に、どのサイズ・モデルが合うかを整理します。

ソロは10〜15L|DOD ソフトくらこ(10)が背負える軽さ

ソロキャンプなら10〜15Lで十分です。1〜2食分の食材と飲み物2〜3本、保冷剤を入れてもこのサイズで収まります。DODのソフトくらこ(10)は容量10Lで30mm断熱を備え、氷を約16時間キープできるとされ、価格も約4,000円前後と手頃。コンパクトなので荷物の隙間に押し込め、徒歩やバイクのソロキャンプでも負担になりません。大きすぎるクーラーはエアスペースが増えて氷が早く溶けるため、ソロはむしろ小さめが正解。荷物を最小限にまとめたいソロキャンパーに最適です。

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ファミリー・グループは20〜25Lが基準

2〜4人のファミリーやグループなら20〜25Lが基準になります。人数分の飲み物、肉や野菜などの食材、保冷剤をまとめて入れるには、このクラスの容量が必要です。サーモスREF-020やロゴスの20L、コールマンの25Lがちょうどこの帯に収まります。ファミリーは食材の出し入れが多くなるので、口が広く開いて中身を取り出しやすいモデルや、丸洗いできる衛生的なライナーを持つモデルが使いやすいです。飲み物用と食材用でクーラーを2つに分けると、開閉による冷気のロスを減らせて保冷力が長持ちします。

予算別の選び方|1万円以下/1〜2万円/2万円以上

予算別に整理すると選びやすくなります。1万円以下なら、DODソフトくらこ・くらお、コールマンのアルティメイトIIが候補で、初めての一台や普段使いに十分な性能です。1〜2万円ならサーモス、ロゴス、AOクーラーズが入り、保冷力と耐久性のバランスが一段上がります。2万円以上はYETIに代表される高級層で、完全防水や一生モノの堅牢さを求める人向け。まず予算の上限を決め、その中で必要な容量を満たすモデルから絞り込むと、迷わず選べます。

保冷力を2倍引き出す使い方|予冷・保冷剤・パッキング

実は、同じソフトクーラーでも使い方次第で保冷時間は大きく変わります。高いモデルを買っても使い方を間違えれば氷はすぐ溶けますし、安いモデルでもコツを押さえれば驚くほど長持ちします。ここでは今日から実践できる具体的なテクニックを紹介します。

前日からの予冷でスタートの冷たさが段違い

最も効果的なのが「予冷」です。クーラー本体が常温のまま氷を入れると、まず本体と内部の空気を冷やすために氷が消費されてしまいます。前日の夜にクーラー内へ保冷剤や凍らせたペットボトルを入れておき、本体をあらかじめ冷やしておくだけで、当日の氷持ちが大きく変わります。中身の飲み物や食材も、常温ではなく冷蔵庫でしっかり冷やしてから入れるのが鉄則。冷えたものを冷えたクーラーに入れる、これだけでスタートラインがまったく違ってきます。

保冷剤は上に置く|冷気は下に落ちる

保冷剤の置き方にもコツがあります。冷たい空気は下に沈む性質があるため、保冷剤は中身の上に置くのが基本です。氷を使う場合は底にも敷き、中身を挟むように上下から冷やすと効率的。氷と中身の比率は1:2程度、つまり中身に対して半分以上の氷を入れるのが理想です。板状の保冷剤を側面に立てかけると、壁からの熱の侵入も抑えられます。ロゴスの氷点下パックのような強力な保冷剤を併用すると、ソフトクーラーでも氷が一日中残るレベルまで保冷力を底上げできます。

隙間を作らない|エアスペースが保冷力を奪う

クーラー内の隙間(エアスペース)は保冷力の大敵です。空いた空間の空気を冷やすために氷が余計に溶けてしまうからです。中身が少ないときは、タオルや新聞紙、追加の保冷剤を詰めて隙間を埋めましょう。また、開閉のたびに冷気が逃げて外気が入るので、飲み物用と食材用を分ける、開ける回数をまとめるといった工夫も効きます。直射日光を避けて日陰やタープの下に置く、地面の熱が伝わらないよう銀マットの上に置く、といった置き場所の配慮も保冷時間を伸ばします。

Q. ソフトクーラーで車中泊や長期保冷をするにはどうすれば?
A. ソフトクーラー単体での連泊は氷の補充が前提です。電源が確保できるオートキャンプや車中泊なら、ポータブル電源と車載冷蔵庫を組み合わせると氷いらずで冷やし続けられます。電源環境がある人は、下の記事も参考にしてみてください。
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法規・安全面|炎天下の車内放置と食中毒に注意

安全面も押さえておきましょう。真夏の車内は60℃近くまで上がることがあり、ソフトクーラーをそのまま置くと保冷力が追いつかず、生鮮食品が傷むリスクがあります。肉や魚などの生ものは保冷剤を多めにし、車内では直射日光の当たらない場所に置くのが基本です。食中毒予防の三原則「つけない・増やさない・やっつける」は農林水産省も呼びかけており、低温管理は「増やさない」の要。クーラーの温度を過信せず、傷みやすい食材は早めに調理・消費する習慣をつけてください。

食中毒予防の詳しい情報は、農林水産省の食中毒予防のページで確認できます。

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まとめ|ソフトクーラー最強は「使い方」で決まる

ソフトクーラー最強を探す旅の結論は、「純粋な保冷力ならハードに譲るが、軽さ・収納性・使い勝手を含めた総合力ではソフトが最強の選択になる人が多い」ということです。そして同じモデルでも、予冷・保冷剤・パッキングのコツ次第で保冷時間は何倍にも変わります。高いモデルを買うことより、自分の使い方に合った容量を選び、正しく使うことのほうがずっと大切です。

最後に、この記事の要点を整理しておきます。

  • 保冷力は「断熱材20mm以上・拭ける素材・中身の2倍の氷が入る容量」の3条件で見抜ける
  • 本気の保冷力ならAOクーラーズ(約14,000円)、完全防水の一生モノならYETI(約38,500円)
  • コスパ重視ならDODソフトくらお(約7,560円)やコールマン アルティメイトII(8,250円・約42時間)
  • 1万円台の実力派はロゴス(13,750円)とサーモスREF-020(約11,600円)
  • ソロは10〜15L、ファミリーは20〜25Lが容量の目安
  • 前日からの予冷と、保冷剤を上に置くひと工夫で氷持ちが段違いになる
  • カタログの保冷時間は理想値。現場では半分程度に見積もると安心

まずは自分のキャンプスタイルで何人分・何泊ぶんを冷やしたいかを書き出してみてください。容量が決まれば候補は自然と絞れます。最初の一台に迷うなら、コスパと保冷力のバランスが良いコールマンやDODから始めて、物足りなくなったらAOクーラーズやYETIへステップアップするのが失敗しない王道です。なお価格やスペックは変動するため、購入前に各メーカーの公式サイトで最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

気まぐれにキャンプに出かけるギア好き。モーラナイフをはじめとしたアウトドアナイフのレビューや、キャンプ道具の選び方を中心に発信中。初心者でも安心して楽しめるキャンプの始め方から、ブッシュクラフト入門まで幅広くカバーしています。

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